近隣国で猛威を振るったアフリカ豚熱(ASF)や国内で感染が広がった豚熱(CSF)への防疫体制を強化するため、国、栃木県、那須塩原市の補助を受けて設置していたウイルスを媒介する野生イノシシ等の野生動物の農場侵入を阻止する防護柵が完成しました。
弊社の場所柄、周辺環境に配慮して茶色いフェンスを採用、高さ180cm、折返し30cmのフェンスを敷地ぐるりと1周、約2,400mの設置となりました。また、これに合わせて、既設の正門等も野生動物の侵入防止対応を行いました。
CSFに関しては弊社の所在県、栃木県が予防的接種県となり弊社もワクチン接種を行いましたので、まずは一安心と言ったところです。しかし、ASFに関してはワクチンも無く、何時国内に侵入するか非常に懸念しております。防護柵が完成したからと言ってまだまだ油断してはいけない状況ですので、気を引締めて日々の飼養管理・衛生管理に当たりたいと思います。