第56回「名人会」肉用牛枝肉研究会で最優秀賞獲得!!

平成30年8月28日に(株)東京食肉市場で開催された第56回「名人会」肉用牛枝肉研究会に於いて、弊社の出品牛が最優秀賞を獲得しました。初戴冠です。
弊社の出品牛は枝肉重量565kg、BMS12、ロース芯面積117cm、バラ厚10.4cm、枝肉単価3,111円の成績でした。
名人会は全国で配合飼料「名人」を給与している肉牛生産者で構成された組織で、この研究会はそうそうたる生産者が出品する大変レベルの高い研究会であり、弊社にとって最優秀賞の獲得は本当に遠い存在でした。
この牛は肥育前期からメキメキと大きくなり、見た目が厳つく、出荷がかなり楽しみな牛になっており、担当者も久しぶりにイケそうな牛ができたと期待はしていたのですが、まさかここまでの成績を出すとは思っていなかったようです。
この結果に満足することなく、より一層日頃の管理を徹底し、技術を磨き、いずれ自家産牛での最優秀賞も視野に入れ、次回の研究会、12月のグランドチャンピオン大会、2月の共励会へと繋げて行きたいと思います。
末筆ながら、これまでご指導頂きました、関係各位様にこの場を借りて御礼申し上げます。

羊の毛刈りを行いました

今年も、羊の毛刈りを行いました。
例年通り一頭ごとに保定係・毛刈り係・削蹄係を決め、分担して毛刈りを行いました。家畜の取り扱いでは保定が大切であるとよく言われております。実際に、家畜の扱いに慣れている職員が保定するとおとなしく毛を刈らせてくれていましたが、経験の浅い職員だと多少暴れてしまい、上手く毛を刈ることが出来ません。今回の毛刈りを通して保定の重要性を改めて感じました。また、保定する時間が長くなることによって羊に不要なストレスを与えないよう、毛刈りのスピードと正確さも重要になります。
現代の羊は品種改良が進んだ結果、自然に毛が生え変わることがありません。(弊社の羊は肉用種の血が混ざっておりますので純粋な毛用種ほどモコモコにはならないかもしれませんが・・・。)春から初夏にかけての期間に毛を刈ってあげないと、夏の暑さで体力を奪われて命に関わる疾病に罹ることもありますので、毎年この時期に行っておりますこの行事は羊たちにとって非常に重要なのです。
毛刈りを終えた緬羊は分厚い毛から解放され、涼しげに見えました。

試験飼養豚

弊社が期待を掛けて試験飼養している新型の豚の豚肉を試食してみました。
だいぶいい感じに仕上がった豚肉になっていました。
写真では違いが判らないと思いますが、3つの豚肉はそれぞれ違いがあります。さて何でしょう?
豚肉の見た目・味ともにに問題が無ければ、次世代の母豚の血統候補の1つとして導入の検討を開始する予定ですが、現時点ではまだまだ改良すべき点は多々ありそうです。
今後にご期待下さい。



関東地方で記録的な冷え込みが続いており、50年ぶりの冷え込みを記録、観測史上最も低い気温を記録したなどと報道されていますが、皆様如何お過ごしでしょうか?

弊社のある栃木県那須塩原市千本松は、北関東の豪雪地帯でないけれど冬は寒いとされる地域です。冬季は何度か降雪しますが、例年ですと1日降雪すれば翌日は快晴になって全ての雪は溶けてしまうので、「根雪」になることは殆どありません。

しかし、今季は様子が違っています。関東地方で記録的な冷え込みの予報通り、1/22~本日まで5日連続して降雪し、溶ける前に降雪を繰り返したためすっかり雪国的な感じになってしまいました。

弊社の地域は、明日位から寒さも緩むとも言われております。本日の午後はちょこっと青空が見えたりしましたが、どうなるのでしょうか?
飼養している家畜達が元気なのが何よりです。

新年会開催

新年会を開催しました。
前半は弊社会議室で全体勉強会です。講師は今年も弊社の獣医師さんです。弊社の課題等を含んだ基礎的なお話をして頂き、社員一同認識を新たにしたところです。

後半は場所を変えて、弊社産の豚肉を提供して下さる焼肉屋さんで宴会です(写真は諸事情により掲載しません)。折角、弊社産豚肉が食べれるお店ですので、予算無制限で自由注文での宴でした。

来年もまたこのような新年会が開催できるように、今年もがんばりましょう!

「とちぎ“食と農”ふれあいフェア2017」開催される

平成29年10月28日(土)に栃木県宇都宮市の栃木県庁にて、「とちぎ“食と農”ふれあいフェア2017」(主催:とちぎ“食と農”ふれあいフェア実行委員会)が開催されました。

同フェアは今年で33回目を迎え、栃木県の食と農の魅力を発信し、農業・農村への理解を深め、生産者と消費者の信頼関係を深めることを目的としたイベントで、今年は『伝えたい ふるさとの魅力 本物の味』をテーマに巻きずしつくり体験などの食育フェアやふるさと25市町の農産物や見どころを紹介したPRエリア、農産物を直売する青空市場など6つのエリアに様々なブースが出展しました。
弊社も栃木県養豚協会のブースにて弊社畜産物のPR、販売を行いました。
今年は「那須山麓豚」の加工品で人気の無添加ベーコンや肉餃子、ウインナー、味噌漬、塩麹漬に加え、バラ肉をそのままガーリックオイルで味付けした新作の厚切り豚カルビも販売しました。また、揚げたてのとんかつも販売しましたが、大変盛況で午前中のうちに完売となりました。
本イベントは10月28日29日の2日間を予定されていたものの、台風22号の接近に伴い、2日目は残念ながら中止となりました。しかし、それを見越してか来場者が多く、弊社ブースも盛況で、毎年来ていただけるリピーターが多くなっており、今後の励みとなるイベントとなりました。
        

延長肥育豚

弊社は銘柄豚の1つとして、通常より肥育期間を1ヶ月延長した7ヶ月肥育の豚を限定生産しています。30日の延長肥育なのですが、されど30日で、脂は甘みを増し、赤身は柔らかく、まろやかでとても美味しい豚肉に仕上がります。

今回、1ヶ月延長肥育をもう30日間肥育延長して8ヶ月肥育にしたらどうなるのかな?と弊社社員から単純な疑問が上がり、エサを一番食べるこの時期に更に30日間肥育するとコストが(-_-;)と思いつつも、実際にやってみました。

見た目は7ヶ月肥育とあまり大差無いかなという感じです。味については、近日中に暑気払いを開催して、皆んなで食べて意見交換する予定です。

コストアップ分をご負担頂けるのであれば限定生産を検討しますので、ご興味のある方はお問い合わせ下さい。
   

放牧地拡張

放牧による和牛繁殖事業を開始して約2年が経ちました。いろいろな方にご協力を頂き、試行錯誤しながら事業展開しています。

放牧している牛が50頭を超え、放牧地の草が食べ尽くされてしまう感があるので、放牧地の拡張を行うことにしました。
放牧地と地続きの草が伸び放題の場所に電牧を張って、いよいよ牛に開放です。
  

数日後、食べ尽くされました・・・。
残った茎はそのうち立ち枯れし、新たな草が生え、それを牛が食べて、いずれは綺麗な放牧地になると思います。


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